35年目のラブレター

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©2025『35年目のラブレター』製作委員会

ストーリーと解説

西畑保、65歳。文字の読み書きができない。そんな彼の側にはいつも最愛の妻・皎子がいた。

保は貧しい家に生まれ、ほとんど学校へ通えず大人になった。生きづらい日々を過ごしてきたが、皎子と運命的に出会い、めでたく結婚。しかし、その手放したくない幸せ故に保は読み書きができないことを言い出せずにいた。半年後、ついにひた隠しにしてきた秘密が露見し別れを覚悟する保だったが、皎子は保の手をとりながらこう告げた。

「今日から私があなたの手になる」 その言葉に、その眼差しに、保は救われた。

どんな時も寄り添い支えてくれた皎子へ感謝のラブレターを書きたい。定年退職を機に保は一大決心し夜間中学に通い始める。担任の谷山恵先生のじっくりと粘り強い教えや年齢・国籍も異なる同級生たちと共に学ぶ日々で少しずつ文字を覚えていく保。だが老齢のため物覚えも悪く、気付けば5年以上の月日が経過した頃、一字また一字と書いては消しまた書くひたむきな保と、それを見るともなく見守る皎子は結婚35年目を迎えていた。変わらない日常がいつまでも続くと思っていた。なかなか書き上げられずにいたラブレターがようやく形になろうとしていた頃、皎子が病魔におそわれて……。

作品データ

キャスト 笑福亭鶴瓶/原田知世/重岡大毅/上白石萌音
監督 塚本連平
製作国 日本
上映時間 119分
年齢制限
字幕・吹替 邦画
上映情報 終了日:4月17日(木)予定

上映スケジュール

  • ムビチケ利用可

※条例に基づき、18歳未満の方は、22時以降に終了する作品には、保護者同伴でもご入場いただけません。また、16歳未満の方で保護者同伴でない場合は、19時以降に終了する作品にはご入場いただけません。